シラバス参照

授業科目名 西洋服飾文化史 
単位数
講義コード 2009 
授業担当者氏名

菅野ももこ(カンノ モモコ)




授業の到達目標
1.西洋の服飾史の基礎を理解できる。
2.西洋文化に関心を持てる。
3.ファッション・デザインの資料としての歴史に関心が持てる。またそれを習慣的に活用できる。 
授業概要
 服飾史は服飾デザインのための豊かな発想源であると同時に、多様な人間社会のカタログでもある。移り変わるさまざまな服飾流行(ファッション)、それらの背景となった各時代の文化・社会の有り様を認識し、人間性への理解を高め、創造性の基礎力を培うことを目的とする。古代から20世紀半ばまでを通観する。 
授業計画
第1回 授業のガイダンス
西洋服飾文化史の概要  
第2回 古代の服飾 — ギリシャ・ローマの文化とドレ−パリ−様式 
第3回 古代の服飾 — ゲルマン民族
中世前期の服飾 — ビザンチン帝国の影響 
第4回 中世後期の服飾 — 立体的衣服形式の形成 
第5回 中世後期の服飾 - その文化的・技術的要因
ここまでのまとめ 
第6回 15世紀の服飾 — イタリア・ルネサンスの精華 
第7回 16世紀の服飾 — 近代国家とファッション   
第8回 17世紀の服飾 — 市民社会ファッション 
第9回 17世紀の服飾 — 絶対王政とファッション 
第10回 18世紀の服飾 — 貴族文化としてのファッション 
第11回 18世紀の服飾 - 市民文化の影響
ここまでのまとめ 
第12回 19世紀の服飾 — ブルジョワジーにおけるファッション(1) 
第13回 19世紀の服飾 - ブルジョワジーにおけるファッション(2) 
第14回 20世紀の服飾 — 大衆社会とファッション    
第15回 全体のまとめ、ノートの確認、 
授業外学修
ヨーロッパ史の概略を、高校の教科書などで把握する。
毎回の授業内容を理解したうえで、次の授業に臨むようにする。 
評価方法
教場筆記試験(ここまでのまとめ、全体のまとめの際に行う)70%、レポート20%,通常授業参加姿勢10%として評価し、60%以上を合格とする。レポートに関する詳細は第1回目のガイダンスで説明する。 
教科書等
能澤著 『モードの社会史』 有斐閣(授業内で販売)
その他、図集を配布する。 
その他
視覚資料をスライド、プリントなどを用いて示す。
各自、必ず専用のノートを用意して、ノートをとること。 
ファイル


PAGE TOP