授業の到達目標
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1.西洋の服飾史の基礎を理解できる。 2.西洋文化に関心を持てる。 3.ファッション・デザインの資料としての歴史に関心が持てる。またそれを習慣的に活用できる。
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授業概要
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服飾史は服飾デザインのための豊かな発想源であると同時に、多様な人間社会のカタログでもある。移り変わるさまざまな服飾流行(ファッション)、それらの背景となった各時代の文化・社会の有り様を認識し、人間性への理解を高め、創造性の基礎力を培うことを目的とする。古代から20世紀半ばまでを通観する。
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授業計画
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第1回
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授業のガイダンス 西洋服飾文化史の概要
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第2回
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古代の服飾 — ギリシャ・ローマの文化とドレ−パリ−様式
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第3回
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古代の服飾 — ゲルマン民族 中世前期の服飾 — ビザンチン帝国の影響
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第4回
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中世後期の服飾 — 立体的衣服形式の形成
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第5回
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中世後期の服飾 - その文化的・技術的要因 ここまでのまとめ
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第6回
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15世紀の服飾 — イタリア・ルネサンスの精華
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第7回
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16世紀の服飾 — 近代国家とファッション
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第8回
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17世紀の服飾 — 市民社会ファッション
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第9回
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17世紀の服飾 — 絶対王政とファッション
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第10回
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18世紀の服飾 — 貴族文化としてのファッション
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第11回
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18世紀の服飾 - 市民文化の影響 ここまでのまとめ
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第12回
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19世紀の服飾 — ブルジョワジーにおけるファッション(1)
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第13回
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19世紀の服飾 - ブルジョワジーにおけるファッション(2)
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第14回
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20世紀の服飾 — 大衆社会とファッション
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第15回
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全体のまとめ、ノートの確認、
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授業外学修
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ヨーロッパ史の概略を、高校の教科書などで把握する。 毎回の授業内容を理解したうえで、次の授業に臨むようにする。
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評価方法
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教場筆記試験(ここまでのまとめ、全体のまとめの際に行う)70%、レポート20%,通常授業参加姿勢10%として評価し、60%以上を合格とする。レポートに関する詳細は第1回目のガイダンスで説明する。
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教科書等
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能澤著 『モードの社会史』 有斐閣(授業内で販売) その他、図集を配布する。
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その他
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視覚資料をスライド、プリントなどを用いて示す。 各自、必ず専用のノートを用意して、ノートをとること。
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ファイル
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