授業の到達目標
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* 色彩の基本的な理論を理解できる。 * 日常生活と色彩の関連性を把握し、実践に適用することができる。 * 色の様々な(科学的・文化的)側面に興味をもつことができる。
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授業概要
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アイザック・ニュートンがプリズムによってスペクトルを発見して以降、色彩の分野は科学的な分析対象ともなった。 この授業ではニュートン以降の様々な研究とその成果に基づく色彩の体系を概略的に学び、色彩の基礎を修得するものである。色彩学を日常的な生活文化に導入、展開するためには色彩理論の基礎を具体的な事象と関連付けて(光のメカニズム、色の混色、色の表示など)理解することが重要である。現況を分析し問題に対応する能力を導き、実践的な演習へ進む前提になる理論を展開する。
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授業計画
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第1回
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ガイダンス 色のはたらき
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第2回
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色とは 色と光
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第3回
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視覚のメカニズム
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第4回
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色覚説 色覚の段階説
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第5回
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色の混合 照明
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第6回
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色の記録 伝達方法(1)色名
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第7回
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色の記録 伝達方法(2)マンセルシステム、PCCS表色
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第8回
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色の記録 伝達方法(3)オストワルトシステム、NCS、DIN色票、
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第9回
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色の記録 伝達方法(4)XYZ表色系、L*a*b*表色系
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第10回
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色彩心理 色の見え 色のイメージと連想
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第11回
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色彩調和論(1)ルード、シュブルール、ジャッド、ビレンの色彩論
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第12回
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色彩調和論(2)オストワルト、ムーン&スペンサー、イッテンの色彩論
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第13回
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授業のまとめ 解説
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第14回
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色彩計画 色彩と空間
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第15回
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総論 補足(色彩調和と配色)
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授業外学修
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色に関して興味のある事柄について事前に書籍などを読んでおく。 次回の講義に向け、教科書の該当箇所を読み、要約しておくこと。
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評価方法
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評価方法はテスト 60%、小テスト 20%、課題 5%、平常点 15%として評価し、60%以上を合格とする。 ただし、課題未提出は不合格となる。全回の出席が評価の前提になる。
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教科書等
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カラーコーディネーター入門『色彩』 日本色研事業株式会社 ※第2回目の授業前に販売する。その他の資料は適宜配布する。
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その他
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課題に使用する配色カード(新配色カード199b)は第2回目の授業内で配布する。
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ファイル
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