シラバス参照

授業科目名 アパレルデザイン表現実習Ⅰ 
単位数
講義コード 2053 
授業担当者氏名

桃木美惠(モモキ ヨシエ)




授業の到達目標
 アパレル業界に対応した、解りやすく具体的なファッションデザイン表現方法の基礎的な描法を修得する事ができる。 
授業概要
 ファッションデザイン画を描くための感性と技術を養う基本的な内容である。この授業では、アパレル企画に必要なデザイナーと生産者及びバイヤーとのコミニュケーションのツールとして、アパレル業界に対応できる内容にするため、全身デザイン画では感性を根本にしたデザインの具体性ある表現方法を修得する。そして、これらの内容はアパレルデザイン表現実習Ⅱ・コンピュータグラフィックスに展開、連動する基礎である。 
授業計画
第1回 授業内容説明、教材の説明  ファッションのおけるイラストレーション
レディスプロポーションの考え方と描き方、顔の表現(正面) ディテールの表現 
第2回 顔の表現(斜め、横) ディテールの表現
肌色サンプル作成 彩色の方法 
第3回 グラデーションサンプル作成
顔(正面、斜め、横)の彩色の方法                     作品提出1 
第4回 スカート各種説明 ファッションソースの捉え方 アパレルデザインの表現方法
テンプレートを用いた手書きによる人体描写の基礎
スカート、トップスのクロージング、サンダルの描き方 ディテールの表現  
第5回 テクスチャーと柄の表現 サンプル作成  デザイン画と製品図の作成
コンピュータグラフィックでの描写の基礎
デザイン画ペン描き 
第6回 スカート、トップス、サンダルの彩色の方法 テクスチャーと柄の表現
コーディネートの表現                             作品提出2 
第7回 パンツ各種説明 ファッションソースの捉え方 アパレルデザインの表現方法
テンプレートを用いた手書きによる人体描写の基礎
プロポーションの動き、横向きパンプスの描き方とパンツのクロージング
ディテールの表現 
第8回 ホワイトシャツの基本と応用クロージング アパレルデザインの表現方法
テンプレートを用いた手書きによる人体描写の基礎
デザイン画と製品図の作成 デザイン画ペン描き
コンピュータグラフィックでの描写の基礎  パンプスのクロージング
ディテールの表現 
第9回 パンツ、シャツ、パンプスの彩色の方法 テクスチャーと柄の表現
コーディネートの表現                             作品提出3 
第10回 シルエットについて、ワンピースのクロージング  ファッションソースの捉え方 アパレルデザインの表現方法  テンプレートを用いた手書きによる人体描写の基礎 デザイン画と製品図の作成 デザイン画ペン描き
ファー、手袋、ブーツの描き方  ディテール及びテクスチャーの表現  
第11回 ワンピース、ファー、手袋、ブーツの彩色方法  テクスチャーと柄の表現
コーディネートの表現                             作品提出4 
第12回 マスキュラムについて、 テーラードAタイプ      ファッションソースの捉え方 アパレルデザインの表現方法  テンプレートを用いた手書きによる人体描写の基礎 デザイン画と製品図の作成 デザイン画ペン描き 
第13回 テーラードAタイプ 彩色の方法  テクスチャーと柄の表現  
コーディネート表現                               作品提出5 
第14回 マスキュラムについて、 テーラードBタイプ      ファッションソースの捉え方 アパレルデザインの表現方法  テンプレートを用いた手書きによる人体描写の基礎 デザイン画と製品図の作成 デザイン画ペン描き 
第15回 テーラードBタイプ 彩色の方法  テクスチャーと柄の表現  
コーディネート表現                               作品提出6 
授業外学修
【受講開始前】本実習開始前に、前回の授業の復習をし、疑問点がある場合は質問の用意をしておく事。
【受講開始後】毎回の実習毎にA4サイズ1枚程度の内容要約をメモしておく事。また、次回の課題指示に従って、宿題を進めておく事。 
評価方法
 授業は、全て出席する事。1回欠席しても解らなくなります。成績は、作品提出採点80%、受講態度20%として評価し、60%以上を合格とする。作品提出日から2週間後までは遅れ提出として減点するが受理する。それ以後の遅れ提出は受理せず、0点とする。尚、欠席して作品提出を一括まとめて提出する者は単位認定しない。 
教科書等
 「デザイン画ガイド」及び資料プリント。 
その他
1級衣料管理士選択科目である。 
画材は、透明固形水彩絵具、筆、筆洗、シャープペンシル、画用紙、水性ペン、色鉛筆など。アパレルデザイン表現実習Ⅱ・コンピュータグラフィックスを履修希望する者は必ず履修すること。アパレル業界、特にデザイナー・パターンメーカー・販売を希望する者は履修することが望ましい。 
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