シラバス参照

授業科目名 服飾造形Ⅲ 
単位数
講義コード 2108 
授業担当者氏名

髙水伸子(タカミズ ノブコ)




授業の到達目標
1.パンツとワンピースの製作を通して、服飾造形Ⅰ・Ⅱで習得した知識と技術を確実にし、応用力が習得できる。
2.実物製作に必要な部位の部分縫いを学習することによって、実物製作をスムーズに進めることができる。 
授業概要
服飾造形Ⅰ・Ⅱで習得した知識・技術をもとにパンツとワンピースを各1点ずつ製作し、提出する。
・製図と実物製作
・部分縫いの提出(①脇ポケット、②コンシールファスナー付け)
・見返し始末の理解
・裏を付けるかどうかは選択した素材による

 パンツは下肢の最も動きの大きい部位を包む衣服であり、スカートと構成上の違いがある。それを比較しながら機能性に考慮し、採寸を正しく行い、体にフィットした履き心地の良いパンツを製作する。
 ワンピースは婦人服を代表する衣服であり、シルエットやデザインのバリエーションも豊富である。効果的な切り替え線の入れ方、多様な袖や衿の表現を学び、また、着用目的とデザインによって、素材やゆるみの量、構成方法も違ってくることを理解する。実際の制作には、日常着に適した素材とデザインを選ぶ。 
授業計画
第1回 授業目的・授業内容の説明 パンツの概説 採寸の仕方 ストレートパンツ(基本形)の製図
用布地直しの説明 
第2回 デザイン展開と作図(スリムパンツ・ベルボトムパンツ・ジーンズパンツ等)
各自のデザインによるパンツの製図・トワール作成 
第3回 ポケットの部分縫い
トワール試着・補正・パターン修正 
第4回 ポケットの部分縫い提出
裁断用パターン調整と本布裁断
パンツの裁断実習 
第5回 パンツの縫製実習
ロックかけ、ポケット作り 
第6回 パンツの縫製実習
ファスナー付け、前見返し作り 
第7回 パンツの縫製実習 仕上げ 作品提出 
第8回 ワンピースドレスの概説 見頃原型・袖原型の確認 
ワンピースドレス(基本形)の作図
用布地直し 
第9回 各自デザインによるワンピースの作図
トワール作成・試着・補正・パターン修正と展開 
用布地直しと裁断準備 
第10回 トワール試着・補正・パターン修正と展開 
用布地直しと裁断準備
コンシールファスナーの部分縫い 
第11回 ワンピースの裁断実習
コンシールファスナーの部分縫い提出 
第12回 ワンピースの縫製実習 
第13回 ワンピースの縫製実習 
第14回 ワンピースの縫製実習 仕上げ 作品提出 
第15回 着装発表 まとめ 
授業外学修
服飾造形基礎・服飾造形Ⅰ・服飾造形Ⅱで学習した内容を復習しておくこと 
評価方法
提出物(パターン・部分縫い・パンツ・ワンピース)のできばえを70%、平常点(取り組みの姿勢・意欲)を30%として総合的に評価する。 
教科書等
プリント等を授業で配布する。
文化ファッション体系ファッション流通講座⑥「コーディネートテクニック アパレル編Ⅱ(商品構成)」 
その他
1回目の授業時には、、採寸(ウエスト・中ヒップ・ヒップ・下肢部など)をするので、それに適した服装をして、ノートと縮尺定規を持ってくること
進度により、日程及び内容を変更する場合もある 
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