授業の到達目標
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1.和服造形Ⅰで学んだ基礎知識・技術をもとに単長着の上仕立て(じょうじたて)の方法が習得できる。 2.着用目的にあった生地の選定ができる。 3.薄地や厚地の生地に適した仕立て方を習得できる。 4.普段着やおしゃれ着などの着装方法が理解できる。
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授業概要
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大裁女物単長着(裏のつかない女性用のきもの)は、生地の種類によって、6月・9月、夏季、冬季に区分して、普段着からフォーマルまで幅広く一年中着装できるきものである。 和服造形Ⅱでは、和服造形Ⅰで学んだ基礎知識・技術をもとに、各自のニーズにあわせて生地を選び、薄地や厚地の生地に適した仕立て方を習得する。また普段着やおしゃれ着などの着装法を学ぶ。
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授業計画
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第1回
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授業目的、内容の説明 着用目的にあった生地選びの説明 基礎知識・技術の説明と習得
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第2回
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普段着やおしゃれ着の着装法の説明(きものと下着の関係や寸法について把握する) 基礎技術の習得 製作実習 裁ち方
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第3回
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製作実習 袖の標付けと縫い方
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第4回
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製作実習 身頃の標付けと背縫い(素材の違いによる背縫い代の始末)
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第5回
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製作実習 (素材により)肩当ての作り方と付け方、背伏せ布の始末 脇縫い
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第6回
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製作実習 脇縫い代の始末
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第7回
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製作実習 衽の標付けと衽付け
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第8回
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製作実習 褄先の作り方 衿下絎けと裾絎け
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第9回
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製作実習 広衿の標付けと衿付け
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第10回
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製作実習 衿のアイロンかけ、芯の入れ方、衿幅の折り方
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第11回
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製作実習 衿先の作り方、裏衿の絎け方
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第12回
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製作実習 袖の標付けと袖付け
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第13回
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製作実習 共衿の標付けとかけ方 衿しめ糸のつけ方
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第14回
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製作実習 仕上げ、提出
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第15回
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まとめとその解説
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授業外学修
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【受講開始前】1年次開講科目の和服造形Ⅰ、和服論の教科書、プリントを復習し、疑問点をまとめておくこと。
【受講開始後】毎実習時間ごとの説明箇所まで終了し、次回の授業時の説明箇所の実習がスムーズにおこなえるようにすること。
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評価方法
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詳細は第1回目の授業で説明する。 作品70%、基礎技術10%、平常点20%を総合して評価する。完成した作品が評価の対象である。
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教科書等
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その他
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裁縫用具一式を準備し、教材は各自で購入する。(持参日については一回目の授業で説明する。)
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ファイル
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