シラバス参照

授業科目名 ファッション販売論 
単位数
講義コード 2140 
授業担当者氏名

芝岡弘美(シバオカ ヒロミ)




授業の到達目標
1.アパレル業界におけるプロ販売員の役割・心構えマナーを習得する。
2.接客技術(待機・アプローチ~クロージング・お見送り)の基本を理解する。
3.販売業務の基礎知識を理解する。
4.接客サービスの根幹であるコミュニケーションを身に付ける。 
授業概要
 販売は決して売るだけの行為ではなく、お客様を心からおもてなしし、商品と共に喜びを持ち帰っていただく仕事である事を根底に授業を進める。
 販売員である前に、一人の社会人としての自覚を持つために、ビジネスマナーや販売員としての基本マナーについて指導し、卒業までに習得できるよう、トレーニング方法を体験する。またお客様の視点から「理想とする販売員像」をテーマにディスカッション・発表・検証をし、プロ販売員としての役割を自ら考察・認識できるようにする。
 接客販売においては、お客様の迎え入れからお見送りまでの流れを、事例を挙げながら解説し、知識として理解した上で、実技トレーニングやお客様役と販売員役になりロールプレイングすることで、お客様の心理を知ると共に、販売員の応対を習得していく。特に接客販売の講義・ロールプレイングを進める中で、販売員にはコミュニケーション能力(傾聴力)が重要であるということを体感し、ディスカッションでコミュニケーション能力をさらに身に付けていく。 
授業計画
第1回 ・オリエンテーション(授業内容、成績、提出物についての説明)
・グループディスカッション① 「理想とする販売員像」 
第2回 ・グループディスカッション② 「理想とする販売員像」発表準備・発表 
第3回 ・グループディスカッション③ 「理想とする販売員像」検証
・販売員の役割と求められる知識・技術・能力 
第4回 ・販売員の基本マナー① 1)第一印象の重要性
                2)5つのマナーの理解とトレーニング(挨拶、お辞儀、笑顔) 
第5回 ・販売員の基本マナー②5つのマナーの理解とトレーニング(身だしなみ、態度) 
第6回 ・販売員の基本マナー③言葉遣い 
第7回 ・販売員の仕事 1)一日の業務 2)電話応対 
第8回 ・販売員リサーチの説明、提出日について
・復習シート(販売マナー編) 
第9回 ・接客知識①購買心理の8段階
・接客技術①待機
・接客技術②アプローチ 
第10回 ・接客技術③ニーズの把握
・接客技術④会話技術(話し方、聴き方) 
第11回 ・接客技術⑤商品提示
・接客技術⑥商品提案 
第12回 ・接客技術⑦応酬話法とクロージング 
第13回 ・接客技術⑧レジ接客
・接客技術⑨お見送り 
第14回 ・クレーム対応(クレームの発生要因と対応法・予防法)
・復習シート(接客技術編) 
第15回 ・まとめ
・販売員のあり方と社会人としての心構え 
授業外学修
・授業前‥次回の講義に備え、前回のノート・プリントを復習しておく。
・授業後‥学んだことからテーマを決め店舗リサーチに出かけ、消費者としての視点で販売スタッフを考察する。リサーチした内容から疑問点があれば質問の準備を整えておく。 
評価方法
①受講姿勢60%(販売員に求められる傾聴力、共感を持って積極的に聴く姿勢を復習シートなどを使用し評価する)
②参加姿勢20%(販売員に求められる表現力。実技やロールプレイング、課題作成の参加態度で意欲を評価、接客販売に関する新鮮な提案・建設的な意見も評価する)
③レポート20%(販売員リサーチ、授業まとめレポートなど)
①~③の合計60%以上を合格とする。 
教科書等
・カリキュラムに沿った講師作成のプリントを配布する。また講義内容に沿って参考となる書物を適宜紹介する。 
その他
板書以外の講義の内容を、積極的にメモを取るように心掛ける。社会人は、メモを取るという行動は、当たり前の行動となる 
ファイル


PAGE TOP