授業の 到達目標 (ディプロマポリシーとの関連)
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時間と空間のスケールが極めて広い分野である地球宇宙科学について,さまざまな地学現象を整理し,混乱なく理解できる。(DP2・DP5) 地球規模の環境,地域的な環境の課題を考察するための基礎として,循環する地球システムを包括的にとらえることができる。(DP2・DP5) 宇宙における太陽と地球の姿を理解し,地球環境と人類の将来像に関連づけることができる。(DP1・DP7)
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授業概要
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地学(地球宇宙科学)は,地球物理学,地質学,岩石学,気象学,天文学等々,多岐にわたる領域を融合した総称である。地学を理解し,深化するには,広い視野が必要である一方,さまざまなアプローチの仕方からの取り組みが可能である。 自然科学の応用的な領域である地学は,物理学,化学,生物学を基礎として成立する。本講では,環境科学を今後深めていく基礎の講義として,ICTや標本,模型を活用しながら地学全般を広く浅く扱うこととする。 人類は,手の届かない地球の内部や宇宙の現象を,手元で得られる情報だけから解明してきた。そして,地学は人類と自然環境の将来像を見据えている。講義をとおし,自然の驚異と人間の偉大さを感じてもらいたい。
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教育課程内の位置づけ
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環境教育学科 専門教育科目 専門基礎科目 1年 選択科目
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授業におけるアクティブな特徴
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特徴
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該当
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A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり
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B:課題解決型(PBL)連携なし
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C:討議(ディスカッション、ディベート等)
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D:グループワーク
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E:プレゼンテーション
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F:実習、フィールドワーク
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G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)
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H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)
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○
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I:反転授業
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J:外国語のみで行われる授業
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授業計画
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第1回
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宇宙の中の地球(地学のスケール,地球観)
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第2回
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地球内部の構造と現象(丸い地球,重力と地磁気)
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第3回
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プレートテクトニクス(大陸移動からプレート論へ)
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第4回
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火山活動(火山分布と噴火過程,富士山)
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第5回
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地震活動(地震のエネルギー,震動の特徴)
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第6回
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地球環境と古生物の関わり(酸素生成,炭素循環)
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第7回
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固体地球のまとめ
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第8回
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大気の構造と水の変化(水と気象,人為的要因と環境)
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第9回
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大気の運動と日本の気象(風の吹き方,偏西風の流れ)
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第10回
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海洋の現象と気候変動(波と潮汐,深層循環と気候)
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第11回
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太陽系の天体と暦(太陽系の小天体,時間の単位)
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第12回
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恒星の性質と進化(光から読みとる情報,恒星の分類)
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第13回
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宇宙のなりたち(階層構造,宇宙の誕生と進化)
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第14回
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流体地球と宇宙のまとめ
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授業外学修 予習(事前学修)
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各授業
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地学は物理学・化学・生物学と関連づけることができるので,毎回の授業単元ごとに,関連する高校までの基礎的内容を振り返り,ノートに記入する。 地球環境や宇宙に関する新しい情報を常に得るように心がけ,自然災害のニュースを意識して見聞きし,人間活動との関わりをノートに記録しておく。
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[平均100分]
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授業外学修 復習(事後学修)
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各授業
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授業の内容を深めるため,関連する項目について教科書等を参考にしてノートに記入する。また,指示された課題を完成させ,提出する。
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[平均100分]
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評価方法
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教科書等
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『ニューステージ地学図表』(浜島書店)2020年度版 815円(税別) (数年前までに発行されたものを持ってきてもよい)
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課題に対するフィードバックの方法
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提出された課題に対する講評や振り返りは,次の授業の中で行う。
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その他
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色鉛筆(数色),定規,電卓があると便利である。 その他,授業中の課題作業に文房具が必要なときは,前の授業で連絡する。
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授業担当者の実務経験の有無
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授業担当者の実務経験の内容
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ファイル
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