授業の 到達目標 (ディプロマポリシーとの関連)
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流体としての地球で見られる大気と海洋の現象を整理して理解し,地球環境や気候変動の因果関係を結びつけることができる。(DP2・DP5) 宇宙のおける天体の成り立ちについて,光から物理量を推定する手法を的確にとらえ,宇宙の進化に関連づけることができる。(DP2・DP5) 自然に対して関わる人間の考え方を理解し,宇宙の中の地球で生きる人類のあり方を考察できる。(DP1・DP7)
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授業概要
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本講では,地学(地球宇宙科学)の中から,気象学・海洋学と天文学の領域を中心に扱う。 大気の現象は,私たちの生活に直結しており,ミクロな渦からグローバルな循環まで複雑に絡み合い,物質を介して海洋の影響も受けている。自然の変動範囲に加えて人間活動が関与する気候変動は,気象災害を頻発化させ,環境問題へとつながる。これらの事象について,人間生活の視点からもアプローチする。 また,宇宙や天体の姿を知ることは,地球に生きる私たち人類の長い将来を考えることにつながる。実際に行くことのできない宇宙の情報は,長年かけて地球に届く光を分析する。人類が見いだした分析の知恵をICTも活用しながら紹介し,生活にどのように関わってきたかも解説していく。
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教育課程内の位置づけ
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環境教育学科 専門教育科目 専門基礎科目 2年 選択科目
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授業におけるアクティブな特徴
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特徴
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該当
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A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり
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B:課題解決型(PBL)連携なし
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C:討議(ディスカッション、ディベート等)
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D:グループワーク
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E:プレゼンテーション
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F:実習、フィールドワーク
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G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)
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H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)
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○
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I:反転授業
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J:外国語のみで行われる授業
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授業計画
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第1回
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大気環境の変遷(地表と上空の大気組成,二酸化炭素・酸素の歴史)
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第2回
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炭素循環と温暖化(海洋との関わり,二酸化炭素の吸収)
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第3回
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地球の熱収支と大循環(大気循環と気候,環流)
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第4回
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雲の発達と降水過程(豪雨の原因と地形,治水)
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第5回
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低気圧のエネルギー(低気圧のエネルギー源,台風の変遷)
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第6回
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気候の変動と遠因関係(エルニーニョ,北極振動)
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第7回
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大気と海洋のまとめ
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第8回
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地球の自転と公転(地球自転・公転の証拠,歳差と占星術)
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第9回
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惑星の配置と観測(惑星の視運動,惑星現象)
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第10回
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恒星の明るさと距離(恒星の等級・光度・距離の関係)
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第11回
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恒星の物理量(恒星の色・大きさ・質量,核融合と恒星の寿命)
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第12回
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宇宙の階層(分子,星団,銀河と銀河回転)
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第13回
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宇宙の進化と生命探査(宇宙の膨張と進化,生命探査計画)
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第14回
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宇宙のまとめ
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授業外学修 予習(事前学修)
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各授業
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地球環境や宇宙に関する新しい情報を常に得るように心がける。また,気象情報や自然災害のニュースを意識して見聞きし,人間活動との関わりを考える。これらについて,ノートに記録する。
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[平均100分]
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授業外学修 復習(事後学修)
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各授業
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授業の内容を深めるため,関連する項目について教科書等を参考にしてノートに記入する。また,指示された課題を完成させ,提出する。
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[平均100分]
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評価方法
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教科書等
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『ニューステージ新地学図表』(浜島書店)2019年度版 (1年前期の地学Aで使ったテキストである。数年前までに発行されたものや2020年度版でもよいが,授業では2019年度版でページ指示する)
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課題に対するフィードバックの方法
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提出された課題に対する講評や振り返りは,次の授業の中で行う。
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その他
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色鉛筆(数色),定規,関数電卓があると便利である。 その他,授業中の課題作業に文房具が必要なときは,前の授業で連絡する。
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授業担当者の実務経験の有無
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授業担当者の実務経験の内容
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ファイル
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