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授業科目名 分子生物学実験A 
単位数
授業形態 実験・実習・実技 
講義コード 2986 
授業担当者氏名

藤森文啓(フジモリ フミヒロ)




授業の
到達目標
(ディプロマポリシーとの関連)
卒業研究で行う分子生物学的な実験手法を学ぶために、遺伝子の取り扱い方について学ぶ。
特にヒト細胞からの各種遺伝子抽出方法を学び、その後、遺伝子増幅法(PCR法)を用いた遺伝子診断を実施することで、遺伝子チェックができることが到達目標である。(DP4) 
授業概要
本実験では口腔粘膜細胞からのDNA抽出方法として、簡易的抽出方法・PCRグレードのDNA抽出方法を学ぶ。その後、アルコール代謝酵素遺伝子のいくつかについての正常型・変異型のDNA配列を見分けるPCRほうについて学び、PCRを行うことで、遺伝子タイピングを行う。そのPCR抽出液の検出には電気泳動法を用い、最終的には自分の遺伝子のタイピングを本実験実習で行う。 
教育課程内の位置づけ 環境教育学科 専門教育科目 専門応用科目 2年 必修科目 
授業におけるアクティブな特徴
特徴 該当
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型(PBL)連携なし  
C:討議(ディスカッション、ディベート等)  
D:グループワーク  
E:プレゼンテーション  
F:実習、フィールドワーク   ○ 
G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)  
H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)  
I:反転授業  
J:外国語のみで行われる授業  
授業計画
第1回 簡易的DNA抽出方法 
第2回 PCRグレードのDNA抽出方法 
第3回 マイクロ吸光光度計による、抽出DNAの純度検定 
第4回 PCR法による遺伝子増幅実験(アルコールデヒドロゲナーゼ遺伝子) 
第5回 電気泳動法を用いた遺伝子検出 
第6回 遺伝子検定を行うプライマーの設計とPCR 
第7回 電気泳動による結果判定 
授業外学修
予習(事前学修)
各授業   配布する実験プロトコルなどの予習・復習を行いノートを作成し実習に参加する。1時間
実験後のノートのまとめを行う。1時間 
[平均100分] 
授業外学修
復習(事後学修)
各授業   実験ノートの作成 
[平均100分] 
評価方法
実験実習への取り組み態度、実験ノートの作成と完成度などを総合評価する

平常点15%、レポート点85%をもって評価する。

評価方法は、90点以上が秀、80点から89点が優、70点から79点が良、60点から69点が可、59点以下は不可とする。 
教科書等
東京家政大学、生物系実験マニュアル・PDFなど 
課題に対するフィードバックの方法
実験ノートの添削と問題提起 
その他
PDFはポータルで配布するので見落としのないように確認する 
授業担当者の実務経験の有無
実務経験あり 
授業担当者の実務経験の内容
藤森文啓、奥原康司、村上康文 (2000) 出芽酵母遺伝子の発現プロファイルの解析.実験医学別冊. ポストゲノム時代の実験講座.(辻本豪三. 田中利男編)pp64-72(羊土社) 
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