シラバス参照

授業科目名 有機化学実験A 
単位数
授業形態 実験・実習・実技 
講義コード 2988 
授業担当者氏名

池田壽文(イケダ ヒサフミ)




授業の
到達目標
(ディプロマポリシーとの関連)
①各種分析装置の原理を理解できる。(DP3)
②基本的な分析手法を修得し、より精度の高い化学分析が行える。(DP3)
③分析・考察した結果をレポートとしてまとめることができる。(DP5)
④得られた結果を客観的に分析し、グループ内の共同研究者と共に考察することができる。(DP7・DP8) 
授業概要
生体にとって利用価値の高い物質(機能性分子)は、生活環境をより良くする上で重要な化合物である。特に、機能性分子を能動的に機能させるために、色々な改良が加えられ、新しい化合物が出現している。これらを作り出す工程には、①設計、②合成、③精製、④機能評価などがある。本実験では、この4つの工程に必要な技術を詳しく学ぶ。すなわち、濃度計算方法、化学合成方法や機器分析の原理・技術などを駆使して、複数のテーマで模擬実験を行う。さらに、化学実験ノートの取り方も習得して、卒業研究に向けて必要な基本的知識・技術のまとめを行う。 
教育課程内の位置づけ 環境教育学科 専門教育科目 専門応用科目 2年 必修科目 
授業におけるアクティブな特徴
特徴 該当
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型(PBL)連携なし  
C:討議(ディスカッション、ディベート等)  
D:グループワーク   〇 
E:プレゼンテーション  
F:実習、フィールドワーク   〇 
G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)  
H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)  
I:反転授業  
J:外国語のみで行われる授業  
授業計画
第1回 ガイダンス 
第2回 吸光光度法による定量実験 
第3回 原子吸光光度計による水硬度測定 
第4回 HPLCによる定量分析1:前処理の仕方 
第5回 HPLCによる定量分析2:カフェインの定量 
第6回 LC/MS/MSによる定量分析1:混合医薬品の定量 
第7回 LC/MS/MSによる定量分析2:サプリメントの定量 
授業外学修
予習(事前学修)
各授業   各回の授業終了前に、必要に応じて予習内容を指示する。 
[平均100分] 
授業外学修
復習(事後学修)
各授業   毎回実験で学習した内容をレポートにまとめる。 
[平均100分] 
評価方法
評価は出席(50%)とレポート(35%)で基本的に行い、これに実験態度(15%)を加味する。3つの評価をもとに総合的に判断し、評価点の「60点以上が可、70点以上が良、80点以上が優、90点以上が秀」で評価する。
出席は実習効果を最大限に挙げるものであるため重視する。
レポートは各単元ごとの実験終了後にテーマを発表するので、それに対応する研究レポートを2週間後の授業終了前までに提出する。研究レポートはABC評価を行う。評価基準は、A)レポートの構成基準を満たし、かつ、考察に創意工夫が見受けられるもの、B)レポートの構成基準を満たすもの、C)レポートの構成基準を満たすものの、考察が不十分なもの、であり独自性のあるレポートが求められる。 
教科書等
実習中に指示する 
課題に対するフィードバックの方法
提出されたレポートを確認し、理解度が低いと考えられる知識・スキルに関しては、次回の授業時に再度解説する。 
その他
班ごとに各テーマを順次、行っていく。
実験の進捗状況に伴い、プログラムを変更することがある。 
授業担当者の実務経験の有無
実務経験あり 
授業担当者の実務経験の内容
有機化学分野を専門としている教員が、この分野で必要とされる知識と分析手法について解説する。 
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