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授業科目名 生物工学実験Ⅱ 
単位数
授業形態 実験・実習・実技 
講義コード 3018 
授業担当者氏名

藤森文啓(フジモリ フミヒロ)




授業の
到達目標
(ディプロマポリシーとの関連)
分子生物学を用いた実験研究・証明などには、遺伝子組換え技術は必須である。そこで、本実験実習では遺伝子組換えを総合的に理解することを目標に、
ベクターの構築ができること。
形質転換を行えること。
遺伝子組換えの基本技術が理解できることが到達目標である。(DP3) 
授業概要
大腸菌へのベクター(プラスミド)導入により、形質を変更する。たとえば薬剤耐性の無い宿主大腸菌への外来遺伝種導入として、アンピシリン耐性遺伝子やカナマイシン耐性遺伝子などがある。これらの耐性遺伝子をプラスミド上に構築し、遺伝子導入によりその薬剤耐性を獲得したかどうか?を検証する。また、蛍光遺伝子としてのGFP遺伝子を持つベクターを導入することで、大腸菌が紫外線で蛍光を発する形質を獲得するかを実験的に行う。 
教育課程内の位置づけ 環境教育学科 専門教育科目 専門応用科目 3年 必修科目 
授業におけるアクティブな特徴
特徴 該当
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型(PBL)連携なし  
C:討議(ディスカッション、ディベート等)  
D:グループワーク  
E:プレゼンテーション  
F:実習、フィールドワーク   ○ 
G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)  
H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)  
I:反転授業  
J:外国語のみで行われる授業  
授業計画
第1回 プラスミドベクターの大腸菌からの回収・精製 
第2回 形質転換用宿主大腸菌の培養と形質転換 
第3回 薬剤プレートの作成と形質転換大腸菌の育種 
第4回 薬剤耐性腸菌の回収と培養 
第5回 蛍光遺伝子プラスミドの準備 
第6回 大腸菌への掲出転換と拡大培養 
第7回 結果の観察と判定 
授業外学修
予習(事前学修)
各授業   遺伝子組換え操作に必要な基礎知識・実験知識についての事前学習プリント・PDFの配布
事前に実験プロトコルをノートに記入してくる。1時間
実習後の結果をノートにまとめる。1時間 
[平均100分] 
授業外学修
復習(事後学修)
各授業   実験ノートの提出を行う 
[平均100分] 
評価方法
実験実習の取り組み態度、実験ノートの作成・完成度を総合的に評価
平常点15%、ノートなどの評価85%
評価方法は、90点以上が秀、80点から89点が優、70点から79点が良、60点から69点が可、59点以下は不可とする。 
教科書等
遺伝子組換え実験に関するプロトコル集のPDFなどの配布 
課題に対するフィードバックの方法
実験ノートの添削と修正 
その他
配布PDFなどはポータルで行うので、確認すること 
授業担当者の実務経験の有無
実務経験あり 
授業担当者の実務経験の内容
藤森文啓、奥原康司、村上康文 (2000) 出芽酵母遺伝子の発現プロファイルの解析.実験医学別冊. ポストゲノム時代の実験講座.(辻本豪三. 田中利男編)pp64-72(羊土社) 
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