授業の 到達目標 (ディプロマポリシーとの関連)
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分子生物学を用いた実験研究・証明などには、遺伝子組換え技術は必須である。そこで、本実験実習では遺伝子組換えを総合的に理解することを目標に、 ベクターの構築ができること。 形質転換を行えること。 遺伝子組換えの基本技術が理解できることが到達目標である。(DP3)
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授業概要
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大腸菌へのベクター(プラスミド)導入により、形質を変更する。たとえば薬剤耐性の無い宿主大腸菌への外来遺伝種導入として、アンピシリン耐性遺伝子やカナマイシン耐性遺伝子などがある。これらの耐性遺伝子をプラスミド上に構築し、遺伝子導入によりその薬剤耐性を獲得したかどうか?を検証する。また、蛍光遺伝子としてのGFP遺伝子を持つベクターを導入することで、大腸菌が紫外線で蛍光を発する形質を獲得するかを実験的に行う。
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教育課程内の位置づけ
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環境教育学科 専門教育科目 専門応用科目 3年 必修科目
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授業におけるアクティブな特徴
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特徴
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該当
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A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり
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B:課題解決型(PBL)連携なし
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C:討議(ディスカッション、ディベート等)
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D:グループワーク
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E:プレゼンテーション
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F:実習、フィールドワーク
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○
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G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)
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H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)
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I:反転授業
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J:外国語のみで行われる授業
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授業計画
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第1回
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プラスミドベクターの大腸菌からの回収・精製
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第2回
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形質転換用宿主大腸菌の培養と形質転換
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第3回
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薬剤プレートの作成と形質転換大腸菌の育種
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第4回
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薬剤耐性腸菌の回収と培養
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第5回
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蛍光遺伝子プラスミドの準備
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第6回
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大腸菌への掲出転換と拡大培養
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第7回
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結果の観察と判定
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授業外学修 予習(事前学修)
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各授業
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遺伝子組換え操作に必要な基礎知識・実験知識についての事前学習プリント・PDFの配布 事前に実験プロトコルをノートに記入してくる。1時間 実習後の結果をノートにまとめる。1時間
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[平均100分]
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授業外学修 復習(事後学修)
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評価方法
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実験実習の取り組み態度、実験ノートの作成・完成度を総合的に評価 平常点15%、ノートなどの評価85% 評価方法は、90点以上が秀、80点から89点が優、70点から79点が良、60点から69点が可、59点以下は不可とする。
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教科書等
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遺伝子組換え実験に関するプロトコル集のPDFなどの配布
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課題に対するフィードバックの方法
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その他
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授業担当者の実務経験の有無
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授業担当者の実務経験の内容
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藤森文啓、奥原康司、村上康文 (2000) 出芽酵母遺伝子の発現プロファイルの解析.実験医学別冊. ポストゲノム時代の実験講座.(辻本豪三. 田中利男編)pp64-72(羊土社)
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ファイル
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