シラバス参照

授業科目名 応用生態学実験Ⅱ 
単位数
授業形態 実験・実習・実技 
講義コード 3026 
授業担当者氏名

片田真一(カタダ シンイチ)




授業の
到達目標
(ディプロマポリシーとの関連)
生物学の、特に生態学分野で必要とされる概念の理解を目指し、レポートにまとめる力を養う。

・生態学的なデータ収集法を理解する。DP2
・実験の結果得られたデータの集計法を修得する。DP5、DP8
・データを統計的に解析し、結果を論理的に記述できるDP5
 ・遺伝学的シミュレーションを通して、生物における「遺伝子の流れ」を理解する。DP2 
授業概要
生態学分野では数百、数千というデータを一度に扱う場合がある。つまりこの分野においては、大量のデータを収集し、全体の傾向を分かりやすいグラフにまとめ、論理立てて説明できることが求められる。この実験では、遺伝的シミュレーションや植物の形質測定を通してこれらを学ぶ。

毎回の実験は、
(1)原理と実験内容・実験方法の説明、
(2)実験、
(3)まとめもしくはレポート作成

  の3部構成となる。 
教育課程内の位置づけ 環境教育学科 専門教育科目 専門応用科目 3年 必修科目 
授業におけるアクティブな特徴
特徴 該当
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型(PBL)連携なし   ⚪︎ 
C:討議(ディスカッション、ディベート等)  
D:グループワーク  
E:プレゼンテーション   ⚪︎ 
F:実習、フィールドワーク  
G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)  
H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)   ⚪︎ 
I:反転授業  
J:外国語のみで行われる授業  
授業計画
第1回 ガイダンス:実習のすすめ方 
第2回 遺伝学的シミュレーション①
 ・自分の染色体は子孫何世代まで受け継がれるか?
 ・作図とまとめ方 
第3回 遺伝学的シミュレーション②
 ・遺伝的浮動。ボトルネック効果。 
第4回 個体数推定
 ・標識再捕獲法による個体数推定 
第5回 植物の形質を測定する①
 ・実験計画
 ・実験装置の製作
 ・異なる密度で種子を散布し、植物個体間の競争を数値化する 
第6回 植物の形質を測定する②
 ・近縁2種の植物を競争下で栽培し、その形質を測定する。種間競争のあり方について知る。 
第7回 植物の競争を実測する③
 種子を異なる条件下で播種し、環境条件に対する反応を測定、グラフ化する。実験結果をレポートにまとめる。 
授業外学修
予習(事前学修)
各授業   予習を50分程度行ってください(次回講義の概要、重要ポイントを提示するので、調べて来るように)。 
[平均50分] 
授業外学修
復習(事後学修)
各授業   毎回の講義ごとに、復習を50分程度行ってください。配布ファイルや講義中に板書された内容のまとめ直しをして下さい。また、 
[平均50分] 
評価方法
平常点(20%)、およびレポート(80%)。 
教科書等
プリントを配布します。 
課題に対するフィードバックの方法
次回授業時に、提出レポートの講評を行います。 
その他
実験材料の準備の関係で、実験の順番は変わる可能性があります。 
授業担当者の実務経験の有無
無し 
授業担当者の実務経験の内容
ファイル


PAGE TOP