シラバス参照

授業科目名 機器分析Ⅱ 
単位数
授業形態 講義 
講義コード 3029 
授業担当者氏名

池田壽文(イケダ ヒサフミ)




授業の
到達目標
(ディプロマポリシーとの関連)
①クロマトグラフィーを中心とした各種分析機器の測定原理を理解できる(DP2・DP3)
②得られるクロマトグラムを解析し、必要な情報を読み取ることができる(DP5)
③①と②で取得した知識・スキルを利用して、課題解決に向けた自らの考えを説明できる(DP7) 
授業概要
機器分析Ⅰで学んだ”スペクトル解析”原理を利用し、これに分離技術を加えて、必要な情報を抽出することが可能である。この分離技術をクロマトグラフィーと言う。一般に、クロマトグラフィーとスペクトル解析が一体化した分析器を用いて、様々な物質(特に、複数の化合物が混じっている混合物)の定性分析・定量分析が行われる。
本授業では、機器分析Ⅰで習得した知識を加えて、より実践的な分析技術(原理・装置の概要・測定結果の解析の仕方)について学ぶ。 
教育課程内の位置づけ 環境教育学科 専門教育科目 専門応用科目 3年 選択科目 
授業におけるアクティブな特徴
特徴 該当
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型(PBL)連携なし  
C:討議(ディスカッション、ディベート等)  
D:グループワーク  
E:プレゼンテーション   〇 
F:実習、フィールドワーク  
G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)   〇 
H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)  
I:反転授業  
J:外国語のみで行われる授業  
授業計画
第1回 <液体クロマトグラフィー1>液体クロマトグラフィーの原理 
第2回 <液体クロマトグラフィー2>液体クロマトグラフィーの装置の概要 
第3回 <液体クロマトグラフィー3>カラムの種類と選択方法 
第4回 <液体クロマトグラフィー4>検出器の種類と選択方法 
第5回 <質量分析装置1>質量分析装置ーの原理 
第6回 <質量分析装置2>質量分析装置の種類 
第7回 <質量分析装置3>質量分析装置の選択方法 
第8回 第1回から第7回までのまとめと解説 
第9回 <核磁気共鳴装置1>核磁気共鳴装置の原理 
第10回 <核磁気共鳴装置2>カップリングコンスタント 
第11回 <核磁気共鳴装置3>積分値 
第12回 <核磁気共鳴装置4>データを読み取る 
第13回 <核磁気共鳴装置5>実際の構造を推定する 
第14回 第9回から第13回までのまとめと解説 
授業外学修
予習(事前学修)
各授業   機器分析Ⅰで学んだ内容は理解しているものとして授業を進めるので、機器分析Ⅰの配布プリントとノートを用いて、課題を予習しておくこと。 
[平均100分] 
授業外学修
復習(事後学修)
各授業   講義終了後、理解が不十分な場合は必ず質問し理解を深め、各自復習しておくこと。 
[平均100分] 
評価方法
評価は定期試験でおこなう。定期試験結果の「60点以上が可、70点以上が良、80点以上が優、90点以上が秀」で評価する。 
教科書等
大学で作成したテキスト「機器分析Ⅱ」や演習用プリントを配布する。 
課題に対するフィードバックの方法
授業開始時に課題に対する各学生まとめを確認し、その進捗状況に合わせて、授業を進め、理解度を高める解説を加える。 
その他
授業の進捗状況で、シラバス通りにいかないこともある。 
授業担当者の実務経験の有無
実務経験あり 
授業担当者の実務経験の内容
機器分析化学分野を専門としている教員が、この分野で必要とされる知識と分析手法について解説する。 
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