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授業科目名 生体機能化学 
単位数
授業形態 講義 
講義コード 3032 
授業担当者氏名

池田壽文(イケダ ヒサフミ)




授業の
到達目標
(ディプロマポリシーとの関連)
①生体の基本構造を理解できる(DP2・DP3)
②生体中の機能性分子の役割を理解できる(DP2・DP3)
③生体中機能性分子を模倣した人工機能性分子の説明ができる(DP5)
④①~③の知識・スキルを利用して、課題解決に向けた自らの考えを説明できる(DP7) 
授業概要
生命現象の解明は、化学的・生物的なアプローチを中心として、これに物理化学・生化学・分子生物学といった知識を活用して、初めて成しえるものである。例えば、細胞一つをとっても、その機能性や生体内での機能反応メカニズムを解明するためには、左記に示した学問を複合的に理解することが重要である。この生命現象を解明する方法の一つに、生体模倣分子など人工的に生体で機能する分子を設計・合成して、機能性分子間の相互作用を明らかにすることである。
この授業では、①生体で機能している分子はどのようなものがあるのか、②それを模した分子はどのようにして設計されるに至ったか、③設計した人工機能性分子の種類と活用分野について講義する。
この講義は、同期開講の「薬品化学」と連動しているので、並行して受講することが効果的な専門知識に習得に役立つ。 
教育課程内の位置づけ 環境教育学科 専門教育科目 専門応用科目 3年 選択科目 
授業におけるアクティブな特徴
特徴 該当
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型(PBL)連携なし  
C:討議(ディスカッション、ディベート等)  
D:グループワーク  
E:プレゼンテーション  
F:実習、フィールドワーク  
G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)   〇 
H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)  
I:反転授業  
J:外国語のみで行われる授業  
授業計画
第1回 核酸 
第2回 タンパク質 
第3回 酵素 
第4回 抗体 
第5回 糖質 
第6回 脂質 
第7回 第1回から第6回までのまとめと解説 
第8回 超分子化学 
第9回 細胞とは 
第10回 各種デリバリー技術 
第11回 バイオセンシング技術 
第12回 バイオイメージング技術 
第13回 生体材料学概論 
第14回 第8回から第13回までのまとめと解説 
授業外学修
予習(事前学修)
各授業   各回の授業終了前に、必要に応じて課題を指示するので、必ず予習をすること。 
[平均100分] 
授業外学修
復習(事後学修)
各授業   理解できていない内容があれば授業後に質問し、その後参考書を基に復習すること。 
[平均100分] 
評価方法
評価は定期試験にて実施する。評価点の「60点以上が可、70点以上が良、80点以上が優、90点以上が秀」で評価する。 
教科書等
東京化学同人「教養の化学-暮らしのサイエンス-」を使用する。また、状況に応じてプリントを配布する。 
課題に対するフィードバックの方法
授業開始時に課題に対する各学生まとめを確認し、その進捗状況に合わせて、授業を進め、理解度を高める解説を加える。 
その他
実験の進捗状況に伴い、プログラムを変更することがある。 
授業担当者の実務経験の有無
実務経験あり 
授業担当者の実務経験の内容
生物有機化学分野を専門として研究している教員が、この分野で必要とされる知識とトピックスについて解説する。 
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