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授業科目名 色彩学 
単位数
授業形態 講義 
講義コード 2174 
授業担当者氏名

富谷智(トミヤ サトル)




授業の
到達目標
(ディプロマポリシーとの関連)
* 基本的な色彩理論と色の性質を理解し、包括的に説明できる。(DP1.DP2.DP3)
* 日常生活と色彩の関連性を把握し、実践的に活用できる。(DP2)
* 色彩の様々な側面(科学的探求や文化的解釈など)を考察し、表現に結び付けることができる。(DP5.DP7) 
授業概要
 アイザック・ニュートンがプリズムによってスペクトルを発見して以降、色彩の分野は科学的な分析対象ともなった。
 この授業ではニュートン以降の様々な研究とその成果に基づく色彩の体系を学び、色彩の基礎を修得するものである。色彩学を日常的な生活文化に導入し展開していくためには、色彩理論の基礎を具体的な事象と関連付けて(光のメカニズムや色の混色、色の表示など)理解することが重要になる。現況を分析し、問題に対応する能力を導き、実践的な演習へ進む前提になる理論を解説していく。 
教育課程内の位置づけ 服飾美術学科 専門教育科目 デザイン 1年 必修科目 
授業におけるアクティブな特徴
特徴 該当
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型(PBL)連携なし  
C:討議(ディスカッション、ディベート等)  
D:グループワーク  
E:プレゼンテーション  
F:実習、フィールドワーク   ○ 
G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)  
H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)   ○ 
I:反転授業  
J:外国語のみで行われる授業  
K:オープンな教育リソース(JMOOC・edX・Coursera等)を利用した授業    
対面授業/メディア授業
この科目の実施形態(対面授業かメディア授業か)は以下の通りとなります。
対面授業   ○ 
メディア授業
(オンデマンド配信)  
○ 
メディア授業
(リアルタイム配信)  
 
実施概要   第1回・第13回目の授業を対面形式で行い、他は基本的にオンデマンドで行う予定です。
第1回目の授業時に教科書販売・資料配布しますので、教科書代金(1.600円)を持参の上、必ず出席して下さい。欠席する場合は、必ずメールで連絡して下さい。
対面授業時は、コロナ禍により受講者を2グループに分けて行いますので、授業開始時刻・終了時刻がそれぞれ異なります。授業開始時刻・グループ分けはmanabaのコースニュースに掲示しますので、確認し、それぞれの時間帯に出席して下さい。 
※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更となる可能性があります。変更の場合はmanaba等で連絡します。  
授業計画
第1回 ガイダンス 色のはたらき 
第2回 色とは 色と光 
第3回 視覚のメカニズム 色覚説 色覚の段階説 
第4回 色の記録 伝達方法(1)色名 表色系 
第5回 色の記録 伝達方法(2)マンセルシステム PCCS表色 オストワルトシステム 
第6回 色の記録 伝達方法(3)オストワルトシステム、NCS、DIN色票 
第7回 色の記録 伝達方法(4)XYZ表色系、L*a*b*表色系 
第8回 色の混合 照明 
第9回 色彩の心理 色の見え 色のイメージ 連想 
第10回 色彩調和(1)色の三属性による 配色技法1 
第11回 色彩調和(2)配色技法2 イメージと配色 
第12回 色彩調和論 ルード シュブルール ジャッド ビレン オストワルト ムーン&スペンサー 
第13回 授業のまとめ 解説 
第14回 色彩計画 色彩と空間 授業内容の補填 
授業外学修
予習(事前学修)
各授業   講義の予習として、教科書の該当箇所を読み、要約しまとめておく。初見のワードは調べて内容を理解しておく。分からない場合は授業時に質問する。
また、色彩全般に関して興味のある事柄について、事前に書籍などで調べておく。 
[100分] 
授業外学修
復習(事後学修)
各授業   「PCCSトーン別色相環」「明度一覧表」などの作成を課題とする。また、manabaの小テストを行う場合がある。 
[100分] 
評価方法
成績評価はテスト(小テストを含む) 70%、課題 10%、平常点 20%として評価する。
ただし、課題未提出の場合やテスト未受験の場合は不合格となることがある。 
教科書等
カラーコーディネーター入門『色彩』改訂増補版 日本色研事業株式会社 出版を教科書として使用する。
※第1回の授業時に講義室にて販売。
その他、必要なプリント、課題用紙等も第1回に配布する。 
課題に対するフィードバックの方法
提出された課題を検証後、返却し授業内で参考資料と照合し、フィードバックを行う。 
その他
課題に使用する配色カード(新配色カード199a/b)は1回目の授業内で配布する。 
授業担当者の実務経験の有無
実務経験あり 
「授業担当者の実務経験の内容」および「実務経験を活かした授業内容」
商業施設などでのアートディレクション、デザインワーク等の経験を活かし、社会生活と連関するデザイン全般に於ける色彩計画の有益性について解説する。 
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