シラバス参照

授業科目名 和服造形Ⅱ 
単位数
授業形態 実験・実習・実技 
講義コード 2250 
授業担当者氏名

寺田恭子(テラダ キョウコ)




授業の
到達目標
(ディプロマポリシーとの関連)
1.和服造形Ⅰで学んだ基礎知識・技術をもとに単長着の上仕立て(じょうじたて)の方法が習得できる。
                                                     (DP1)
2.着用目的にあった生地の選定ができる。(DP1・DP3)
3.薄地や厚地の生地に適した仕立て方を習得できる。(DP3・DP8)
4.普段着やおしゃれ着などの着装方法が理解できる。(DP3・DP6) 
授業概要
 大裁女物単長着(裏のつかない女性用のきもの)は、生地の種類によって、6月・9月、夏季、冬季に区分して、普段着からフォーマルまで幅広く一年中着装できるきものである。
 和服造形Ⅱでは、和服造形Ⅰで学んだ基礎知識・技術をもとに、各自のニーズにあわせて生地を選び、薄地や厚地の生地に適した仕立て方を習得する。また普段着やおしゃれ着などの着装法を学ぶ。 
教育課程内の位置づけ 服飾美術学科 専門教育科目 服飾造形 2年 選択科目 
授業におけるアクティブな特徴
特徴 該当
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型(PBL)連携なし  
C:討議(ディスカッション、ディベート等)  
D:グループワーク  
E:プレゼンテーション   〇 
F:実習、フィールドワーク   〇 
G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)  
H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)   〇 
I:反転授業  
J:外国語のみで行われる授業  
K:オープンな教育リソース(JMOOC・edX・Coursera等)を利用した授業    
対面授業/メディア授業
この科目の実施形態(対面授業かメディア授業か)は以下の通りとなります。
対面授業    〇 
メディア授業
(オンデマンド配信)  
 
メディア授業
(リアルタイム配信)  
 
実施概要   第1回から第14回まで全て対面授業を行う。 
※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更となる可能性があります。変更の場合はmanaba等で連絡します。  
授業計画
第1回 授業目的、内容の説明
着用目的にあった生地選びの説明
基礎知識・技術の説明と習得 
第2回 普段着やおしゃれ着の着装法の説明(きものと下着の関係や寸法について把握する)
基礎技術の習得
製作実習 裁ち方 
第3回 製作実習 袖の標付けと縫い方 
第4回 製作実習 身頃の標付けと背縫い(素材の違いによる背縫い代の始末) 
第5回 製作実習 (素材により)肩当ての作り方と付け方、背伏せ布の始末
      脇縫い 
第6回 製作実習 脇縫い代の始末 
第7回 製作実習 衽の標付けと衽付け 
第8回 製作実習 褄先の作り方
     衿下絎けと裾絎け 
第9回 製作実習 広衿の標付けと衿付け 
第10回 製作実習 衿のアイロンかけ、芯の入れ方、衿幅の折り方 
第11回 製作実習 衿先の作り方、裏衿の絎け方
     袖の標付け 
第12回 製作実習 袖付け
     共衿の標付けとかけ方
     衿しめ糸のつけ方 
第13回 製作実習 仕上げ、提出 
第14回 まとめとその解説 
授業外学修
予習(事前学修)
各授業   教科書やプリント、または標本をよく観察して各回ごとに予習をし、疑問点をまとめておくこと。次回の授業がスムーズに進められるように準備をしておくこと。 
[平均60分] 
授業外学修
復習(事後学修)
各授業   毎実習時間ごとの説明箇所まで終了し、次回の授業時の説明箇所の実習がスムーズにおこなえるようにすること。 
[平均60分] 
評価方法
詳細は第1回目の授業で説明する。
作品・レポート(評価項目表)70%、基礎技術10%、平常点20%を総合して評価する。完成した作品が評価の対象である。 
教科書等
和服造形Ⅰで使用した教科書
プリントは1回目の授業で配布する。 
課題に対するフィードバックの方法
提出課題は、評価項目表に則り点検を行い直しが必要な項目については、説明を加えながら指摘する。指摘された項目は訂正して再提出する。
提出課題・レポートは添削して返却する。
質問、連絡等はmanabaで行う。 
その他
裁縫用具一式を準備し、教材は各自で購入する。(持参日については一回目の授業で説明する。) 
授業担当者の実務経験の有無
無 
「授業担当者の実務経験の内容」および「実務経験を活かした授業内容」
ファイル


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