シラバス参照

授業科目名 服飾造形Ⅱ 
単位数
授業形態 実験・実習・実技 
講義コード 2326 
授業担当者氏名

鈴木由子(スズキ ユウコ)




授業の
到達目標
(ディプロマポリシーとの関連)
1.ワンピースドレス(実物作品)、パンツ(部分縫い)の製作を通して、服飾造形Ⅰで習得した知識と技術を確実にし、応用力が習得できる(DP1・DP4)。
2.ワンピースドレスの実物製作に必要な部位の部分縫いを学習することによって、実物製作をスムーズに進めることができる。(DP3) 
授業概要
服飾造形Ⅰで習得した知識・技術をもとに、ワンピースドレス(実物作品)・パンツ(部分縫い)を製作し、提出する。

<ワンピースドレス>
・製図と実物作品の製作
・部分縫いの提出(ファスナー付け等)
・見返し始末の理解
・裏を付けるかどうかは選択した素材による

<パンツ>
・製図と部分縫いの製作

 ワンピースドレスは婦人服を代表する衣服であり、シルエットやデザインのバリエーションも豊富である。効果的な切り替え線の入れ方、多様な袖や衿の表現を学び、また、着用目的とデザインによって、素材やゆるみの量、構成方法も違ってくることを理解する。実際の製作には、日常着に適した素材とデザインを選ぶ。
 パンツは下肢の最も動きの大きい部位を包む衣服であり、スカートと構成上の違いがある。それらを比較・検討しながら機能性を理解する。 
教育課程内の位置づけ 服飾美術学科 専門教育科目 服飾造形 3年 選択科目 
授業におけるアクティブな特徴
特徴 該当
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり    
B:課題解決型(PBL)連携なし    
C:討議(ディスカッション、ディベート等)    
D:グループワーク    
E:プレゼンテーション   〇 
F:実習、フィールドワーク   〇 
G:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)   〇 
H:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、manaba等)   〇 
I:反転授業    
J:外国語のみで行われる授業    
K:オープンな教育リソース(JMOOC・edX・Coursera等)を利用した授業    
対面授業/メディア授業
この科目の実施形態(対面授業かメディア授業か)は以下の通りとなります。
対面授業   〇 
メディア授業
(オンデマンド配信)  
 
メディア授業
(リアルタイム配信)  
〇 
実施概要   対面授業とメディア授業を交互に行ないます。 
※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更となる可能性があります。変更の場合はmanaba等で連絡します。  
授業計画
第1回 授業目的・授業内容の説明
ワンピースドレスの概説 身頃原型・袖原型の確認 
ワンピースドレス(プリンセスライン)の作図(1/4大) 
第2回 ワンピースドレスの実習①
各自デザインによるワンピースドレスの製図
トワル作成 
第3回 ワンピースドレスの実習②
トワル試着・補正・パターン修正と展開 
第4回 ワンピースドレスの実習③
型紙作り・用布地直し・裁断・印入れ 
第5回 コンシールファスナーの部分縫い
ワンピースドレスの実習④
縫い代の始末(ロックミシン) 
第6回 ワンピースドレスの実習⑤
身頃作り、ファスナー付け 等 
第7回 コンシールファスナーの部分縫い提出
ワンピースドレスの縫製実習⑥
衿作り、衿付け 等 
第8回 ワンピースドレスの縫製実習⑦
袖作り、袖付け 等 
第9回 ワンピースドレスの縫製実習⑧ 
仕上げ 作品提出  
第10回 ワンピースドレスの着装発表 まとめ
記録簿の提出 
第11回 パンツの概説 採寸 
パンツの部分縫い①
ストレートパンツ(基本形)の製図・用布地直しの説明 
第12回 パンツの部分縫い②
裁断・印入れ・縫い代の始末(ロックミシン)・ポケット作り 
第13回 パンツの部分縫い③
ファスナー付け、前見返し作り 
第14回 パンツの部分縫い④
ベルト作り・付け・仕上げ 
部分縫いの提出 記録簿の提出 
授業外学修
予習(事前学修)
各授業   教科書を熟読し、予習しておくこと。 
[平均20分] 
授業外学修
復習(事後学修)
各授業   授業で学んだ縫製方法を復習すると共に、授業内に終わらなかった作業を行ない、授業の遅れを取り戻すこと。 
[平均80分] 
評価方法
部分縫い・作品(70%)、進捗状況・平常点(30%)として総合的に評価する。 
教科書等
適宜プリントを配布やmanabaへの教材掲載をする。
文化ファッション大系 ファッション流通講座⑥ コーディネートテクニック アパレル編Ⅱ(商品構成) 
課題に対するフィードバックの方法
提出した部分縫い・作品に対する講評をし、必要に応じて解説を行う。 
その他
アパレル生産実習で作成した身頃原型を使用するので、初日に持参すること。
洋裁用具、表布、ファスナー、ホックは各自で用意する。
進度により、日程および内容を変更する場合もある。
市場調査や雑誌等で情報収集を行なう。
展示会や美術館等の見学で視野を広げる。 
授業担当者の実務経験の有無
なし 
「授業担当者の実務経験の内容」および「実務経験を活かした授業内容」
ファイル


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